シェル造型工程中での乾燥度合の新しい計測方法

摘要

精密鋳造品の複雑さが増すために、シェル造型プロセス（特にシェル乾燥のあたりに）課題が発生している。これは凸欠陥、バリ発生又は湯漏れさえも発生させかねない形で、スクラップと再作業を増加させる結果を招いている。従来の乾燥測定の方法には、温度·湿度·電気伝導度及び重量低減などが含まれる。しかしこれらの方法のいずれも正確で繰り返し精度良く内部流路の乾燥状態を計測する性能はない。乾燥度を計測する新しい方法の開発により、インベストメント鋳造メーカは造型工程途上の内部流路の温度·相対湿度の両方とも計測する能力を持つ。この機器は、シェル室作業者がシェル造型工程を確立できると同時に、乾燥工程の変化を明確にする道具として使用できる。