「高灰分コークス使用時における高生産性操業技術の開発」成果の概要（その1）

摘要

本研究開発は平成21年度「戦略的基盤技術高度化支援事業（略称サボイン）」として、関東経済産業局に採択され、研究開発を委託されたものである。管理法人が日本鋳造協会、研究の再委託先企業が伊藤鉄工㈱、㈱及精鋳造所、㈱ナニワ炉機研究所、アドバイザーが草野産業㈱で、これらがコンソーシアムを組んで実施したものである。結果として、高灰分コークス対応の小型キュポラ操業技術の確立及び、高灰分コークス対応の小型キュポラ用2段羽口と熱交換器の開発を完了した。この開発の概要について報告する。事業期間としては平成21年8月31日～平成24年3月31日である。