主要機種最近の開発改良動向：穀物収穫機－コンバイン：二極化で更に進化

摘要

これらにより機械の二極化がさらに顕著になり，中型·大型機はプロ農家向けの開発が進められ，作業の高速化，収穫物の品質維持などを主眼とした開発が進められている。 一方，小型機は高齢者や女性，または初心者が扱えるように操作の簡易性が進んでいる。 このように，農業を取り囲む状況はこの数年で大きく変化しており，農業形態や農業従事者もこれに伴い変化してきた。日本での収穫機のメインであるコンバインもこのような変化に対応するべく開発が行われている。 以下にその概況を示す。