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ABS樹脂射出成形における保圧条件が収縮率異方性に与える影響

机译:保压条件对ABS树脂注射成型收缩率各向异性的影响

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摘要

プラスチック成形加工法の一つである射出成形は,短時間に製品を加工できることから広く利用されている.射出成形品は,成形中に溶融樹脂が固化するときに起こる体積収縮と,固化した後の熱収縮により成形収縮と呼ばれる現象が起こる.また,成形収縮は,プラスチック材料の種類や含有物の種類や量によって異なることが知られている.射出成形は,樹脂を金型内に流し込む充填過程,その後,樹脂の冷却に伴って起こる体積収縮を補うため,所定め圧力で樹脂を金型内に充填する保圧過程を経て,金型内である程度冷却され,成形品が取り出されるといういくつかの素過程が存在する.射出成形において溶融樹脂を金型内に充填するとき,樹脂の分子が流動方向に配向すると考えられる.また,配向によって機械物性も変化することが知られている.成形条件や分子の配向によって成形収縮が成形品内で変化すると,金型に彫り込まれた形状と異なる成形品が得られることになり,結果としてそり変形などの不具合を発生させると考えられる.射出成形品の収縮異方性の成形品内分布は,分子配向と関係があると考えられるが,配向の測定が難しい非晶性樹脂に関する報告は少ない.本報告は,非晶性樹脂の中でも収縮異方性に対して特異な現象を示したABS樹脂射出成形品における,保圧圧力に対する成形収縮異方性の成形品内分布を実験的に検討した.また,逆流防止機構を持たなくても樹脂の逆流が起こりにくいスクリュプリプラ式射出成形機を用いることで,保圧過程における溶融樹脂の流動状況をプランジャー位置の変化から確認することを試みた.さらに,収縮異方性の発現は,射出成形過程で固定化された分子配向に起因すると考え,透明ABSを用いて光学異方性の分布と収縮異方性との関係を議論する.
机译:作为塑料成型加工方法之一的注射成型由于能够在短时间内加工产品而被广泛使用。在注射成型产品中,由于熔融树脂在成型过程中固化时发生的体积收缩和固化后的热收缩而发生称为成型收缩的现象。还已知成型收缩率根据塑料材料的类型以及夹杂物的类型和数量而不同。注射成型涉及其中将树脂倒入模具中的填充过程,以及随后的保压过程,其中将树脂以预定压力填充到模具中以补偿由于树脂冷却而发生的体积收缩。在某些基本过程中,模制品在冷却到一定程度后被取出。当在注射成型中将熔融树脂填充到模具中时,认为树脂分子在流动方向上取向。还已知机械性能根据取向而变化。如果成型品中的成型收缩率根据成型条件和分子的取向而变化,则得到的成型品与模具中雕刻的形状不同,结果会发生翘曲变形等不良情况。注射成型产品中的收缩各向异性的分布被认为与分子取向有关,但是关于取向性难以测量的无定形树脂的报道很少。在本报告中,我们通过实验研究了ABS树脂注塑产品中成型收缩率各向异性相对于保压压力的分布,这显示出非晶态树脂中收缩率各向异性的独特现象。 ..我们还尝试通过使用螺杆预塑注射成型机从柱塞位置的变化来确定保压过程中熔融树脂的流动状态,即使没有防回流机构,该预成型注射机也不会轻易引起树脂回流。此外,我们认为收缩各向异性的表达是由于注塑过程中固定的分子取向所致,并讨论了光学各向异性的分布与使用透明ABS的收缩各向异性之间的关系。

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