ダイジョ(Dioscorea data L.)の塊茎の芽を利用した増殖技術にっレ、て

摘要

ャムィモの繁殖は，主に収穫した塊茎やムカゴを種ィモとして用いる方法が一般的である.ダイ ジョにおいてもムカゴを形成する系統はあるが，ほとんどが収穫したィモそのものを種ィモとして利用している.次期の種ィモに収穫したィモの約30%を利用しなければならず，食用として利用で きるィモの量が制限される.そのため，ダイジョ栽培ではより効率的な繁殖方法の確立が求められ， これまで種ィモを小さく切り分けるミニセット法，節を含む茎を穂木として用いる挿し木法ととも に，組織培養法を用いた種苗の生産技術の研究が進んでおり，レヽくつかが実用化されている.本研究では，ダイジョ塊茎から形成され伸長した芽を用い，種苗として利用可能力、検討した.そ のため，塊茎から採取できる芽の本数や，その間隔を調査するとともに，定植苗の根の有無，異な る定植時期による収量調查を行つた.