ケルセチン配糖体（酵素処理イソクエルシ卜リン) 配合緑茶飲料の肥満者を含む健康成人に対する過剰摂取時の安全性

摘要

当該試験の被験飲料は，ケルセチン配糖体（酵素 処理ィソクエルシトリン）を関与成分とした緑茶飲料である。一日あたりの摂取目安量は500mLであ り，含まれる関与成分はケルセチン配糖体（イソク エルシトリン換算）11Omgとなっている。ケルセチ ン配糖体は野菜や果物などの食品に広く含まれるフ ラボノィドである。被験飲料に用いたケルセチン配糖体（酵素処理ィ ソクエルシトリン）は，マメ科の落葉高木であるェ ンジュから抽出したルチンに加水分解酵素を作用さ せてルチン酵素分解物（イソクエルシトリン）とし た後，デキストリン存在下で糖転移酵素（CGTase)を 作用させ，グルコースをalpha-1,4結合で付加したもの である。