肥満者を含む健常成人に対ずるケルセチン配糖体（酵素処理イソクエルシ卜リン)配合茶飲料の過剰摂取時の安全性 プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験

摘要

われわれは，タマネギゃリンゴ等の野菜や果物に 豊富に含まれるポリフヱノールであるケルセチンに 着目し，ケルセチン配糖体（酵素処理イソクエルシ トリン）による高脂肪食負荷マウスに対する抗肥満 作用を見いだした4)。その後，ケルセチン配糖体（酵 素処理ィソクエルシトリン）を配合した飲料を開発 し，ケルセチン配糖体（イソクエルシトリンとして）110 mgを配合した清涼飲料水および緑茶飲料の継 続摂取による体脂肪低減作用および安全性を確認し た5'6)。さらに，それらの過剰摂取を想定し，ケルセ チン配糖体（ィソクエルシトリツとして）110mgを 配合した清涼飲料水を1度に3本継続摂取した際の 安全性7)，ならびに，ケルセチン配糖体（ィソクェ ルシトリンとして）480mgを配合した緑茶飲料を継 続摂取した際の安全性8)を確認している。