Peptidylarginine deiminase type 4 (PADI4)の機能と関節リウマチにおける役割

摘要

関節リゥマチ（rheumatoid arthritis ； RA)患者 血清には，食道上皮組織に反応する自己抗体が 含まれていることは以前より知られていた力s， 1998年にvan Venrooijらによりこの自己抗体の正 体がシトルリン化フイラグリンを認識する抗体 であること力S証明されたその後，環状シトル リン化ぺプチドに対する抗体(抗CCP抗体)の測 定系が確立し，抗CCP抗体のRAの診断に対する 高い特異度や，関節予後への影響が証明され， 分類基準にも含まれるなど臨床応用されている.