公開シンポジウム報告ならびに提言「光と物質の相互作用に基づく革新的光システムの構築にむけて」

摘要

2014年4月22日~25日にパシフィコ横浜で開催された国際会議OPTICS & PHOTONICS International Congress 2014(OPIC2014)の最終日に,公開シンポジウム「光と物質の相互作用に基づく革新的光システムの構築にむけて」を開催した.本シンポジウムは一般社団法人OPTICS & PHOTONICS International協議会(OPI協議会)の主催によるもので,計182名の参加を得て,光科学技術を代表する5名の講師(東京大学荒川泰彦教授,東北大学中沢正隆教授,東京大学合田圭介教授,大阪大学兒玉了祐教授,株式会社IHI山岡弘人博士)から,それぞれの分野の研究開発状況,将来課題,提言等をいただいた.また,総合科学技術会議(5月より総合科学技術·イノベーション会議)の久間和生議員から「社会を革新する光技術-科学技術をイノベーションする政策の動向-」と題する特別講演を頂き,パネル討論において光科学技術の今後の進め方に関し,講師とシンポウジム参加者が意見交換を行った.(補足参照)