「地震学夏の学校2009」総合報告

摘要

地震学夏の学校2009「地震発生予測モデルの作り方」を，8月4日～ 6日にかけて，宮城県東松島市のパィラ松島·奥松島ュースホステルにて開催しまし た．今年度から始まった「地震及び火山噴火予知のための観測研究計画」(2009-2013年度）では，地震発生予測モデルを作ることをひとつの大きな目標として掲げています。そこで今年の夏の学校では，前述のテーマのもと，地震発生過程が現在どのようにモデル化されていて，今後どのように発展していく のかを，講演していただきました． 講師には，松澤暢氏(東北大学大学院理学研究科)，中谷正生氏（東京大学地震研究所），加藤愛太郎氏（東京大学地震研 究所），堀高峰氏（海洋研究開発機構），鷺谷威氏（名古屋大学大学院環境学研究科）の5名の先生方をお迎えいたしました．各分野の第一線でご活躍中の先 生方には，ご多忙にもかかわらず，学部生にもわかりやすい内容のご講演を賜りましたことを，この場をお借りして心より御礼申し上げます．