フタル酸系可塑剤、上期内需七％減、八期ぶり十万t割れ

摘要

可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、今年上期（一六月期）のフタル酸系可塑剤の内需は前年同期比七％減の九万九千tとなった。半期ベースでは、〇九年上期以来、八期ぶりに十万tを下回り、総じて低調に推移した。ただ、単月ベースでは、六月の内需が前年同月比一％増の一万六千五百tとなり、七カ月ぶりのプラス成長を記録。