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鉛フリーハンダをダイヤモンド砥粒固定材に用いたソーワイヤの開発とそれを用いたサファイヤインゴットのスライス加工への適用

机译:使用无铅焊料作为金刚石磨粒固定材料的锯线的开发及其在蓝宝石锭切片中的应用

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摘要

このような背景の下に,筆者らは低融点,高強度ならびに高延性のAg合金系ろう材を開発するとともに,これを用いてNi被覆したSUS細線へのダイヤモンド砥粒を固定させたソーワイヤを試作し,Siインゴットのスライス加工への適用を試み,太陽電池用シリコンウエハーとしてのスライス加工に成功した.しかしながらこの技法ではろう材やワイヤ素材の材料費やソーワイヤ製造の設備費が高くつくことなど実用化への障害は多く残されている.したがって,本研究ではダイヤモンド砥粒のワイヤへの固定材に鉛フリーハンダを採用し,ワイヤとして前回に採用したNi被覆SUS304より安価で高抗張力の真鍮被覆ピアノ線を採用したダイヤモンド固定砥粒ソーワイヤの試作を行うとともに,代表的な硬脆材料であるサファイヤインゴットのスライス加工を試み,LEDパッケージ基板に適用可能なサファイヤウエハを得ることが出来たのでその結果を報告する.
机译:在这种背景下,作者开发出了一种熔点低,强度高,延展性高的银合金钎焊材料,并用它来制造一种锯线,在该锯线中将金刚石磨料颗粒固定在镀镍的SUS细线上。我们制作了一个原型,试图将其应用于硅锭切片,并成功地将其切片为太阳能电池的硅晶片。但是,该技术在实际使用中存在许多障碍,例如用于钎焊材料和线材的材料成本高以及用于制造锯线的设备成本。因此,在本研究中,使用无铅焊料将金刚石磨料颗粒固定到金属丝上,并使用金刚石固定磨料锯金属丝,该锯丝使用具有更高抗拉强度的黄铜涂层钢琴线,比上次使用的镍涂层SUS304便宜。除了制作原型外,我们还尝试切片一种典型的硬脆材料蓝宝石晶锭,从而获得了适用于LED封装基板的蓝宝石晶圆,并报告了结果。

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