ビル空調用温湿度検出器：＜LONWORKS対応温湿度検出器＞

摘要

近年、ゼルの設備や空調分野において、システムの管理運営の省人、省エネが益々重要になってきており、このために高機能のビルオートメーション技術が求められている。 そこで、現在新しいビルオートメーションのシステムとして注目されているのがLONWORKSである。 LONWORKSはオープンネットワークの一つであり、米国ではすでにデファクトスタンダード（事実上の標準）として認められている。 国内では、最近になって注目され始め、実用化の段階に入ってきた。 NTKでは、ビル空調や工場空調、各種プロセスコントロールに用いる温湿度センサに独自技術であるセラミックスを応用し、高精度で信頼性の高い温湿度検出器を製品化し、御好評をいただいている。 今回、この実績のあるセラミックセンサを使用し、ビル空調向けにLONWORKS対応温湿度検出器を開発し製品化したので紹介する（写真1、2）。