AS-iシステムの現状と動向：AS-Interfaceの導入によるケーブル設置作業の軽減化とコスト削減＜AS-Interfaceの特長とアクチュエータ/センサレベルに導入するメリット＞

摘要

1990年、Balluff、Baumer、Elesta、ifm electronic、Leuze electronic、Pepperl + Fuchs、Sick、Siemens及びVisolux社といったドイツ主要制御機器メーカは共同で、オン/オフ制御を行うセンサとアクチュエータのネットワークシステムの開発をスタートさせたが、これがAS-Interfaceの第一歩となった。 開発のコンセプトは、コスト削減、フィールドバスシステムのシンプル化に対する強い要請かあったため、フィールドバスレベルより下位のレベルで、コストを下げつつ各アクチュエータ、センサ類などの制御装置構成部品を容易に接続することが可能なシステムを構築することにあった（例えば、プロフィバス、インターバス、デバイスネット、CC-Link等の下位バスとして機能する）。