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薄液膜下における鉄一亜鉛対のカソード防食距離の数値解析

机译:液膜下铁锌对阴极腐蚀防护距离的数值分析

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摘要

(1)液膜厚とNaCl濃度から分極特性を算出するガルパニック腐食の数値解析モデルを開発し,従来モデルでは困難であった薄液膜下における解析が可能であることを示した。 但し,本解析モデルの分極特性では考慮されていない現象が幾つかあり,分極特性の精度を改善していく必要がある。 (2)数値解析モデルの妥当性を評価するために実験による電位測定結果との比較を行い,その電位差は最大0.1V程度であることを確認した。 10000ppm以上の高NaCl濃度では,数値解析結果と実験結果は比較的良く一致するが,低NaCl濃度の場合には差が大きくなり,数値解析結果の電位勾配が実験結果よりも急峻となる。 (3)今回開発した数値解析モデルを用いて,鉄一亜鉛対上における犠牲防食距離のNaCl濃度と液膜厚依存性と,実環境下における亜鉛めっき鋼板端面の犠牲防食距離について検討し.以下の知見を得た。 (a)防食距離はNaCl濃度が高く液膜厚が厚いほど長くなり,NaCl溝度が低く膜厚が薄いほど短くなる。また,犠牲距離も防食距離と同一傾向を示し,その距離は防食距離の半分程度である。 (b)鉄部厚みと亜鉛めっき厚みが変化しても犠牲距離と防食距離は殆ど変化しないが,亜鉛めっき部の腐食速度はその影響を大きく受ける。 (c)数値解析より得た亜鉛めっき鋼板端面の乾燥過程における防食距離は,0.48mm程度であり,暴露実験結果である1mm弱という結果4)とオーダ的に一致する。
机译:(1)我们开发了一种基于电流腐蚀的数值分析模型,该模型可以根据液膜厚度和NaCl浓度计算出极化特性,并表明可以在薄液膜下进行分析,而这是常规模型难以做到的。但是,该分析模型的偏振特性中没有考虑一些现象,因此有必要提高偏振特性的精度。 (2)为了评估数值分析模型的有效性,我们将其与实验电位测量结果进行了比较,并确认最大电位差约为0.1V。在10000ppm或更高的高NaCl浓度下,数值分析结果与实验结果吻合良好,而在低NaCl浓度下,数值分析结果的电位梯度比实验结果陡峭。 (3)使用这次开发的数值分析模型,研究了在实际环境中牺牲腐蚀距离对铁-锌对的NaCl浓度和液膜厚度的依赖性以及镀锌钢板端面的牺牲腐蚀距离。获得以下发现。 (A)随着NaCl浓度的增加和液膜厚度的增加,防腐距离变长,而随着NaCl槽度的降低和膜厚度的变薄,防腐距离变短。另外,牺牲距离表现出与防腐距离相同的趋势,大约是防腐距离的一半。 (B)即使铁部的厚度和镀锌的厚度发生变化,牺牲距离和耐蚀距离也几乎不变,但是镀锌部的腐蚀速度受到很大影响。 (C)通过数值分析获得的镀锌钢板的端面的干燥过程中的防腐距离为约0.48mm,这与暴露实验的结果一致,该距离小于1mm4)。

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