排ガス中のダスト濃度測定装置

摘要

排ガス中のダスト濃度の測定方法については，JIS Z 8808に規定されている通り排ガスと同じ流速で吸引採取 ǖ人傥─摔瑜盲婆钮工蛭罚昆攻炔都鳏摔瑜盲疲瑸V過捕集したダスト重量と吸引したガス量とから，ダスト濃度を計算して求める。 1995年のJIS改定により，可溶性物質がダストの定義に追加され，濃度的に問題視されていなかった脱硝装置などが設置されている発生源において，濃度測定値が非常に高く検出されることもあり，測定方法および装置の現場における信頼性を見極める必要がある。 等速吸引の方法は，①普通形自動試料採取装置；②普通形手動試料採取装置；③平衡形自動試料採取装置；④平衡形手動試料採取装置；の4通りの方法がある。 さらに平衡形には，動圧法と静圧法の2種類がある。 本編では，実際現場における各装置の等速吸引精度に着日し，その信頼性を検証·考察していく。