S88バッチシステムの動向とS95

摘要

ジャパンバッチフォーラム(JBF)は，バッチ製造システムに関連する技術の普及，研究·機能開発，国際協調を行うために，（独）日本学術振興会プロセスシステム（PSE）第143委員会の常設分科会として2000年から活動している。JBF以前は，PSE 143委員会の2年区切りのワークショップとして活動し，WS17（1995－97 バッチプロセスの設計·運転·管理のためのシステム的アプローチ），WS20（1997－99 運転管理のためのバッチプロセスのモデリング化）が行われた。 引き続き，製造システムのなかでバッチプロセスの重要性が増していると認識していた143委員会が継続的に研究を行うために設置したものである。 組織は図1のようになっている。