難成形材の最適加工を提示できるプレス成形プロセス最適化システムを開発コストダウン&開発期間短縮を実現

摘要

自動車軽量化を目的とした難成形材のプレス金型試作設計において、従来の回数よりも約7割も削減できるシステムを開発されたそうですね。 吉田 ハイテン材を使った複雑なプレス金型の場合、通常10回前後の試作·修正が必要ですが、この最適化システムを使えば3回程度で済むと予測しています。 試作·修正回数の削減によるメリットはどんなものですか。 吉田 コスト削減および納期短縮が可能になったことです。 自動車の金型は大きなものですから、1個の製作費が何千万円とかかります。その中で型修正は大きな比率を占めます。その回数を大幅に削減できれば、かなりのコストダウンを見込めますまた、競争の激しいこの業界で新製品を短期間で大量生産できるということは、大きなアドバンテージを握ることになるでしょう。