白秋蘇生の地三浦三崎を歩く

摘要

日本地図の「地形」の項に三浦半島南端の剣崎付近は「海岸段丘」，西の油壷付近は沈降の「リアス式海岸」，城ケ島の南面は「海食台」であるとの記載に興味を持ち，剣崎～毘沙門湾～三崎～城ケ島を幾度か訪れた。 剣崎付近の上は，広い台地になっており，一面肥沃そうな土壌の畑が続いている。 海岸段丘の台地から30mほど降りると剣略があり,海食された絶壁の下に洞窟が開いている。 さらに西に進んだ昆沙門湾の東側にも大きな洞窟があり，説明故に弥生時代の生活跡があると書かれている。意外にも洞窟内に束ねられた古本が捨てられており少し幻滅する。