高粘性スラグを国化させずに繊維·微粒子化する手法

摘要

電力中央研究所は、高粘一性スラグを固化させずに繊維、微粒子をつくり分け、アスベスト代替材やセメント用混和材などに利用できる新手法を開発、民間企業と共同開発に着手する。 高粘性の溶融スラグに気流のせん断力を与える独自のアトマイズノズルを開発、急冷プロセスでアモルファス物質を生成する。 この手法は古谷正裕原子力技術研究所主任研究員らが開発した。 スラグ温度と噴霧圧力を制御するアトマイズノズルを開発。 溶融スラグに気流のせん断力を与えることで急冷し、固化させることなく繊維状スラグ、微粒子スラグを作り分けられる。 あらかじめ調整した原料を使い特殊用途の高付加価値材料を作ることも可能という。