“FraunhoferFEPの双方向性OLEDマイクロディスプレイ”

摘要

フレキシブルOLED（有機発光ダイオード）照明の開発で注目されているドイツ、ドレスデン市のFraunhofer（フラウンホーファー）FEPにはもうひとつの興味深いOLED技術、“双方向性OLEDマイクロディスプレイ”がある。これは、真空成膜をコア技術とするFEPが2年前に吸収合併した旧フラウンホーファーCOMEDDが長年開発を進めてきたシリコンウエハ上にOLED発光素子とイメージセンサーを形成し、組み合せたもので、特に"Smart glasses（スマート眼鏡）"用として注目されている。