研究組織と活動の概要－日本学術振興会プロセスシステム工学第143委員会ワークショップNo.28「アラームマネジメント」

摘要

プラントの安定·安全操業に向けてアラームシステムの役割は大きいが，少人化や効率改善などを背景に今，そのあり方が問い直され始めている。 アラームの洪水をできるだけ抑制し，的確なアラーム管理をいかに実現していくのか，将来のアラームシステムはどうなっていくのか…，課題は多い。 ここでは，日本流のアラームマネジメントの確立を目的に今春から研究活動を開始した143委員会ワークショップ28の活動を取り上げ，本号ではまずその概要を紹介し，次号以降では座談会を通して異体的な研究テーマや活動状況，今後の進展方向などをズームアップしていく。