国内向けW-CDMA方式携帯電話911T

摘要

MNP (Mobile Number Portability)が2006年10月に開始され，各携帯電話サービス事業者間の競争も激しさを増してきており，より魅力的な商品の開発が必要となってきている。 東芝は今回，ソフトバンクモバイル㈱が提供する第3世代(3G)携帯電話向けの最新サービスに対応したW-CDMA (Wideband Code Division Multiple Access)方式携帯電話911Tを開発した。 これは，業界最高峰の大画面·高精細3型WVGA（800×480画素）液晶ディスプレイ(LCD)，HSDPA（High Speed Downlink Packet Access: 3Gハイスピード），ワンセグ（モバイル機器向け地上デジタル放送サービス），FeliCa，Suica，A-GPS (Assisted Global Positioning System)などほとんどのサービスに対応した商品で，“ハイエンドモデルは大きくて分厚い”といったイメージを取り払うよう，17.9mmという薄型を追求した春の主力モデルである。 また，PDC (Personal Digital Cellular)方式の端末で評価の高い当社独自のユーザーインタフェースを継承し，使い勝手をいっそう向上させた。