スマー卜デバイスを用いた 病院情報システム-利用上のポイン卜，利用シーンの紹介-

摘要

スマー卜フォン，タブレツ卜などのスマートデバイスといわれる機器の利用が広がっている。小型で持ち運びやすく，処理能力もPCに匹敵するため，医療機関でも多くの分野，職種で利用されている。一方，いつでも，どこでも患者情報を確 認できることによって，医療従事者への負荷が高まることも予想される。スマートデバイスは，据え置き型のPCと以下の点において異なる。 小型のため，携帯することができ，音や振 動で利用者へ気付きを与えることができる。に相反する意味で，置き忘れや盗難などの危険性が高い。 無線通信ネットワークが前提となり，通信，処理が途絶える可能性がある。 無線通信ネットワークのため，なりすましてシステムを利用される危険がある。物理的なキーボード，マウスが必要ない。 立ったままで使用できる。バッテリ一への充電が必要となる。私物を業務に使うこともできる（bring your own device ； BYOD)。