人と出会い、牛と出会って今がある

摘要

この詩は福島県の酪農家物江康平（73才）さんの詩である。 大地に立ち畑を耕し、自然の恵みに素直に頭をたれる、重労働ではあるけれど百姓の歓びと誇り、そんな自然わ心情をうたった酪農民の詩だ。 いま世界中で地球の温暖化が進み、もはや止めようもないくらい地球環境は悪化の一途をたどっている。 そのうえ北と南の格差が拡がり、貧富の差は拡大し、ふえつづける人口と食糧不足は世界を弱肉強食化し、各地に地域紛争をおこしている。 このような不安要因が目白押しの中で世界各国のリーダーが考えたことは、極力、他国からの輸入に頼らず自国の食糧、農業を守り、育てることの必要性だ。