生産量1，000万トン超も品質に懸念国内搾油キャパの増加で期末在庫は大幅減

摘要

第33回日加菜種予備協議が7月21日，カナダのマニトバ州へクラ·アイランドにおいて開催された。わが国からは，㈱日本植物油協会国際部会長の坂内昭夫氏（㈱J－オイルミルズ執行役員）を団長に18名の代表団となった。カナダ側の代表団はバイテラ社のショーン。ワイルドマン氏を団長に8名。会議は日本の植物油の情勢報告の後，カナダ側から「カナダ産菜種の需給展望について」Lash Coburnカーギル社西海岸責任者，「農場における経営リスク管理について」Brian Chorneyカナダ菜種生産者協会会長，「2009年の菜種生育状況について」Derwyn Hammondカナダ菜種協会上席農業専門家，「最近の市場情報」JoanneButhカナダ菜種協会会長，の4つのテーマについて報告された。