イラク油田で第2次応札資格クルドとの契約から韓国企業は排除

摘要

かねて注目されていたイラクの未開発巨大油田の2009年における入札について2009年4月1日、イラク石油省は外国企業9社に第2次応札資格を与えることを決定、日本からは石油天然ガス·金属鉱物資源機構（JOGMEC）が資格を得た。 既に、イラク石油省は昨年1月に第1次入札の事前資格審査実施を表明し、同年4月13日には応札資格を35社に与えることを発表し、日本からは国際石油開発帝石、石油資源開発、新日本石油、三菱商事の4社が資格を得ている。 第1次入札対象の油田·ガス田は、北／南ルメイラ油田、キルクーク油田、西クルナ油田（フェーズ1）、ズベイル油田、ミサン油田群、バイハッサン油田、アッカス·ガス田、マンスリーヤ·ガス田の8ヵ所であり、第2次入札対象の油田·ガス田は、マジヌーン油田、西クルナ油田（フェーズ2）をはじめとした16カ所の油田·ガス田である。 いずれも、石油·天然ガスの埋蔵量が確認されているものの、未開発の巨大油田が含まれており、欧米のエクソンモービル、シェブロンなどスーパー·メジャーは落札へ向けて本腰を入れている。