東商取石油スポット取引好調の見解LNGのOTC取引活性化で新たな取引開始

摘要

東京商品取引所は3月9日、2017年3月度の理事会を開催し、理事会後の記者会見を行った。記者会見では、海田隆道代表執行役がコメント。冒頭、TOCOM市 場の2017年2月概況としては、一日平均取引高が前月比10．3％減となり、9万6，363枚であったと言及。これは、ドバイ原油等がボラティリティが落ちて減少し たものであるとの見解を示し、OPEC減産が概ね守られている一方、米国の原油在庫増等の強弱材料が重なったため、取引が低調であったとの考えを示している。