石油·天然ガス小委が課題を議論石油産業の構造的な問題まとめる

摘要

総合資源エネルギー調査会資源·燃料分科会は第5回石油·天然ガス小委員会を6月10日に開き、石油やLPの課題などを議論した。国内の人口減少をはじめ、低燃費車の普及や節約志向から国内の燃料油需要は年々減退するという構造的な問題を抱えている。また、原油価格の上昇分を卸·小売価格でも転嫁しきれないため、石油産業の収益状況は悪化し、熾烈な販売競争により経常環境は一層厳しい。このような状況下では将来の投資もままならないことを浮き彫りにしている。