専門家により筋交い耐震強化策検討保安部会、LPGタンク震災対策案

摘要

経済産業省は7日、総合資源エネルギー調査会高圧ガス及び火薬類保安分科会·高圧ガス部会を開き、東日本大東災をふまえた高圧ガス施設などに関する地震·津波対策案を了承した。コスモ石油千葉製油所のLPガスタンク被災をふまえ、爆発の原因になった球形の貯槽（タンク）を支えるプレース（筋交い）強度が現行の高圧ガス保安法の基準では地震に耐えられなかったことを重くみて、筋交いの耐震性強化にむけ今年度から専門家による検討を進める方針を決めた。