事業利益率増加したが、一過性の現象JALPガス経常、オール電化影響

摘要

JA全農、農協流通研究所は22年度LPガス事業経常実態調査報告書（21年4月～22年3月）をまとめた。これによるとJA－LPガス販売所の供給件数、供給数量は、オール電化住宅の増加、過疎化にともなう住宅世帯の減少、他業者からの切替攻勢等の影響で減少を続けている。事業利益、事業利益率は増加したものの、CP価格下落による仕入価格値下りで、利益増は一過性の現象とみており、構造的に改善されたものとは考えられないとみている。