日本サブウェイ(サンドイッチチェーン）トップが現場を歩き日本流を確立「野菜のサブウェイ」を前面に

摘要

米国ではマクドナルドを上回る店舗数を持つサンドイッチチェーンのサブウェイが日本に上陸したのは1992年。サントリーが100％子会社とじて日蒸サブウェイを設立した。フランチャイズ（FC）店を中心に展開し、96年までは右肩上がりに成長した。と：ころがその後は業績が低迷し、2003年まで店舗数は大きく落ち込んだ。米国の経営手法をそのまま持ち込んだことが原因だった。1998年にサントリーから日本サブウェイに出向した社長の伊藤彰はFCオーナーを訪ね歩き、不振の原国を探った。FCオーナーの利益が出る体制を作ることが急務だと考えた伊藤は、日本でのメニュー開発や店舗面積の縮かなどを通じて、日本独自のサブウェイを確立。2008年から「野菜のサブウェイ」を打ち出し、FCオーナーと消費者の心を再びつかんだ。