小型燃料電池等の法的位置付け問題早期解決の要望高まる

摘要

小型燃料電池への窒素パージ設備の付帯義務を外す－など燃料電池を巡る法的整備を求める声は日増しに高まっているが、LPガス業界においても①液石法の現行規定では小型燃料電池へのガス供給はできない②同様に電気事業法上、通用基準が緩和される「一般用電気工作物」としての位置付けもなく、「事業用電気工作物」とみなされては実質普及はできなくなる③仮に「一般用」と認められても、液石法上の規制対象設備との仕切りや保安基準が明確化されなければ、今秋LPガス仕様の商品化が見込れるガスエンジン型の実用もできなくなる－などガスエンジン型も含めた小型コージュネの法的問題点が明らかとなり、近く日団協としてこれら関係設備の法的位置付けと実用し易いような法体系として整備することを求める要望書を関係行政に提示することが明らかとなった。