「燃料電池導入補助制度」説明会で資格、1法人10合以上が問題に

摘要

17年度定置用燃料電池大規模実証事業の説明会が22日、開催された。 説明会で問題となったのは応募資格者が“システムに燃料を供給するエネルギー供給者”である点。 事業参加にあたっては、1社当り最低10台の設置が条件となるが、系列企業であっても別法人の場合、各々10台以上を設置しなければならないからだ。 これについては、現在、エネ庁を含む関係者間で“申請者とエネルギー供給者が組む形式”を認めるか否か検討中だというから今後の動向が注目される。また、上期募集締切が4月15日と短いことに加え、下期募集分の業者選定は上期の実績を考慮して決定されるという点からも実際に参加できる企業は限られてきそうだ。