ベンゼン需要1.7％増キシレンは0.3％減

摘要

平成22年の芳香族製品について、ベンゼンは、構成比率の高いスチレンモノマーは定修年であり、スチレンモノマー向けは減少するが、シクロヘキサン及びMDI需要は回復基調で推移するため、国産品に対する需要は、前年比プラス1.7％の増加となる見通し。トルエンは、不均化装置の稼働率の回復、トリレンジイソシアネート（TDI）需要の増加が見込まれるが、輸出が減少するため国産品に対する需要は、前年比マイナス0.1％程度となる見通し。