飼料用アスタキサンテン:欧州での生産を開始

摘要

新日本石油は、2010年度中に欧州において、養殖魚の色調を改善する色素添加物「飼料用アスタキサンチン／商品名パナファード」の生産を開始する。アスタキサンチンは、エビなど甲殻類の穀や、それらを餌とするマダイ、サケなどに含まれる赤色色素で、サケなどの養殖魚の色調を改善する飼料や健康食品に使用されているもの。開発したアスタキサンチンは、新日石独自の微生物発酵法により製造苦れたものであり、天然品としては製造コストが低いことが特徴で、これまでは、日本で委託生産した製品を、欧州やチリで飼料用として販売していた。