新政権環境税創設を検討－暫定税率廃止後に増税か－

摘要

鳩山新政権は環境税、温暖化対策税の導入を検討している。自民党時代には再三議論となったものの産業界の反対で見送りとなっていた。だが、新政権では検討を開始する方向となっている。自民党時代は環境省が環境税の創設を打ち出し、これに経産省、産業界が反対、自民党·税政調査会が「課税の効果、国民経済や産業の国際競争力に与える影響、既存の税制との関係などに考慮しながら、納税者の理解と協力を待つつ、総合的に検討する」との税制大綱を決めて先送りした。