若手研究者による分子ィメ一ジング工学への提言

摘要

本シンポジゥムは「若手研究者による分子ィメージング工学への提言」というタイトルで、日本国内で、現在、分子イメージングに関連する分野においてアクティブに活躍されている若手医工学者5人の先生に発表をしていただきます。小動物を対象にした分子ィメ一 ジング研究では萤光ィメ一 ジングが主流ですが、出口であるヒトへの応用へ向かうとき、生体透過性に優れる放射線は生体深部からの信号伝達に最適であり、核医学ィメ 一ジングに勝る方法はありません。本シンポジウムでは、核医学イメージングのさらなる進化に必要な要素を5つに分類しました。具体的には、東北大学柳田健之先生には放射線検出器の要となるシンチレ一夕開発について、放射線医学総合研究所吉田英治先生には近未来のPET装置の構想について、筑波大学小林哲哉先生には画像再構成手法が秘める可能性について、放射線医学総合研究所長耦美香先生には動態機能解析の新技術について、