Picture in Clinical Hematology No. 90

摘要

80歳男性。2年前からM蛋白血症と腹腔内リンパ節腫脹を指摘され，経過観察されていた。初 診時の血液検査はIgM 1,079 mg/dl, IgG 1,293 mg/dl, IgA 147 mg/dl, beta2MG 6.3 mg/dl,免疫電気 泳動でIgMλ, IgGkappaと2つのM蛋白を認めた。その後，貧血が進行し輸血依存となったことから， 精査目的に骨髄検査を施行した。