Brentuximab vedotin治療中にCD30の発現が陰性化した ALK陰性未分化大細胞型リンパ腫

摘要

Brentuximab vedotin (BV)は抗CD30抗体薬物複合 体製剤で，腫瘍細胞がCD30陽性である再発難治性の未 分化大細胞型リンパ腫（anaplastic large cell lymphoma, ALCL), Hodgkinリンパ腫(HL)の治療に用いられる。 今回，CD30発現の陰性化に伴いBVに対し治療抵抗性 となったALK (anaplastic lymphoma kinase)陰性ALCL を経験したため報告する。