スポーツ観戦 サッ力一は心臓にわるいか

摘要

サッカーは1点を争うスポーツである.接戦や0-0の試合は手に汗を握る緊張感があり，ハラハラ。ドキ ドキすると交感神経が緊張して血圧や脈拍が上がる. 国の代表チームが戦う国際大会の重要な試合は心臓にわるいのだろうカゝ.負けられない試合がPK戦になつ たとき，心臓病がある人は観ないほうがよいのだろうか.急性心筋梗塞や心停止の発生には，重労働?運動?入浴?性行為などの身体的活動が強く関与するが，不 安。悲嘆?興奮?憤怒などの精神的なストレスや ショックも大きく影響し，暴動。テロ?戦争?災害な どの集団的な悲惨な出来事も影響する. ヨーロッパと南米にはサッカーの熱狂的なファンが多く， 4年に1度のUEFA欧州選手権（ユーロ）や FIFAヮ一ルド力ップ（W杯）では，ファンが自国の 代表チームの試合を自宅や飲食店でテレビ観戦するた め，試合中の興奮と敗戦後の落胆が激しい.