サイトカインと細胞の増殖·分化·死

摘要

斎藤　本日は大変お忙しいところお出でいただきありがとうございます．ゲストの長田先生はインターフェロン（IFN）や顆粒球コロニー刺激因子（G－CSF）の遺伝子のクローニングにより臨床応用への道を開かれ，アポトーシスの分子機構の研究など医学?生物学上，大変大きな業績を上げてこられました．本日は，若い研究者の参考になる，また刺激になるお話を伺えるものと期待しております．最初に，先生はどういうきっかけで分子生物学の道を歩まれたのか，お聞かせ願えますでしょうか．