急性骨髄性白血病(AMD)病態解明と治療はいかに進歩したか

摘要

黒川急性骨髄性白血病（AML)は最近， 治療成績がかなり向上してきており，分子レ ベルでの異常や遺伝子の異常についてもかな り急速に解明されています.それが新しい治 療法開発の基盤になってくるでしょうし，今 の治療の枠組みの中でもどう活かしていける か，さまざまな新しい展開が近い将来待って いる領域だと思います.本日はこの領域で日 本を代表する松村先生と清井先生にお越しい ただき，AMLの病態解明と治療がどこまで 進んだのかということを，診療という視点を 中心にお話しいただけると幸いです.