食品中有害汚染物質の複合曝露評価 高曝露集団の検討

摘要

【背景と目的】食品中に非意図的に存在する有害汚染物質のリスク低減のた鋸こ、個々の物質ごとの曝露量評価が報告されている。しかし、現実には人は食事を介して複数の汚染物質を同時に体内に取り込んでおり、複合曝露の評価もリスクマネジメントの観点からは重要である。 本研究では残留性有機汚染物質のダイオキシン類（PCDD／PCDFs＋Co－PCB）と有害重金属のカドミウム（Cd）に焦点を絞り、食事調査及び、食品中濃度調査を基に、複合曝露の状況を検討することを目的とする。