hemorrhagic shock encephalopathy症候群(HSES

摘要

Hemorrhagic shock and encephalopathy syndrome (HSES)は，1983年にLevinらによって提唱された症候群である.急激な経過で，発熱(外因、内因を問わない），水様性下痢，ショック，播種性血管内凝固(DIC),肝·腎機能障害などを認め，神経学的予後は不良である.HSESの病因の一つとして，heat strokeとの関連，すなわち，うつ熱に伴う高体温が考えられている.