eエコノミーで世界建築業界を二分するアメリカICCとヨーロツパCENのNetwork

摘要

第二次世界大戦の終了から半世紀，国際的経済活動のルールを，全産業分野を対象として国際的トラブル解消のために新たに設けられたのが，1994年の'WTO/TBT協定'（世界貿易機関/貿易上の技術障害に関する協定）である。 この協定の狙いは,各国ごとの法規制による輸入規制を廃し，それにかわる各国間の共通ルールの設定である。 このルールほ，国際的な多国間の貿易上の障害を排除し，全産業に共通の国際協定とするために，全産業界にたいし次の三事項の検討を求めている：a．技術法規が国際貿易上の障害とならないこと。 （WTO/TBT協定十第2条）一各国技術ルールの脱法規化b．政府の標準化機関が，WTO/TBT－AnneX3に定める規格制定の国際ルールにより規格（Standards）を定める。 （WTO/TBT協定一第4条）一国際約な規格化（Standardization）の推進C．政府の評定機関を定め,国際貿易の障害とならぬよう，技術法規,規格の適合性評価（Conformity Assessment)の規定を定める。