ブチルゴムを増強へ:10年末完工、9.8万トン／年に

摘要

JSRとエクソンモービルは5月20日、折半出資会社である日本ブチルの川崎工場のブチルゴム生産能力を1万8000トン／年増強し、9万8000トン／年にすると発表した。2010年末に完工予定で、投資額は明らかにしていない。今回の増強は、アジアを中心としたブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムの需要増加に対応するもの。今後もアジア地域を中心とした自動車販売台数· 保有台数増加に伴う新車用、補修用タイヤの生産拡大とともに、ブチルゴム市場の増大が継続すると見込まれている。