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フィールドでの観測実データを用いた地震波干渉法の適用条件に関する検討

机译:利用实地观测资料检验地震波干扰法的应用条件

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摘要

地震波干渉法は,2点間で観測された地震記録の相互相関処理により,一方を震源とし,他方を受振点とする擬似的な合成地震記録を得ることができる手法である。 これは従来の測定ではノイズとされていた雑振動を信号とした探査を可能にする手法として近年注目を浴びている。本手法を利用すれば,従来の反射法地震探査の測定に不可欠であった人工震源を用いずに,例えば道路を走行する車の振動や列車の走行振動,あるいは微小地震などの自然雑振動から地下構造の可視化が可能となる。 我々は本手法の適用性を検討するために,いくつかの条件下での現場試験とデータ解析を実施した。 その結果,以下のことが明らかになった。 1)山岳地帯尾根部における沢部発破の観測例では,受振点を取り囲むように震源を配置できた場合は,反射波の連続性が良く振幅も大きい傾向が認められた。 2)急傾斜な道路法面におけるS波発震の観測例では,測線上8箇所の全ての震源データを使用することにより,測線上での擬似ショット記録を再現することができた。 3)高速道路高架橋の橋脚付近での自動車走行振動の観測例では,30分間の測定時間であったため重合には至らなかったが,擬似ショット記録ではS波初動及び後続波の波群が認められた。 これより,直線上に発震点が分布している場合の測定でも地震波干渉法の適用が可能となることが分かった。 4)海岸地帯での波浪による雑震動の観測例では,測線に平行する道路からの車両走行振動と波浪振動とを区別してはいないが,振幅の大きな歩行ノイズを除くことにより擬似ショット記録の品質が向上した。 5)能登半島地震の余震の観測例では,余震記録から反射構造が求められた。 以上の結果より,地震波干渉法を適用することで,少ない発案点しか確保できない場合や,自動車の走行振動がある場合でも反射法地震探査の実現が可能であることが分かった。 また,自然の雑振動である波浪や自然地震を振動源として利用する方法も有効であることが分かった。
机译:地震波干扰法是一种通过在两点之间观察到的地震记录进行互相关处理而获得伪合成地震记录的方法,其中一个作为地震源,另一个作为振动接收点。近年来,作为一种能够使用杂项振动作为信号进行勘探的方法,这种杂项已经引起了人们的注意,杂项振动在常规测量中被视为噪声。通过使用这种方法,无需使用对于常规反射法地震勘测而言必不可少的人工地震源,例如,从行驶在道路上的汽车的振动,火车的行驶振动或诸如微小地震的自然杂项振动中提取出的人工地震源。地下结构的可视化成为可能。为了检查此方法的适用性,我们在几种条件下进行了现场测试和数据分析。结果,以下内容变得清楚。 1)在山区的山脊上发生泽波破裂的观察实例中,当可以将地震源布置为围绕接收点时,反射波的连续性良好并且振幅倾向于变大。 2)在陡坡上的S波地震的观测实例中,可以通过使用勘测线上所有八个位置的源数据来再现勘测线上的伪镜头记录。 3)在高速公路高桥桥墩附近的车辆行驶振动的观察示例中,测量时间为30分钟,因此没有发生聚合,但是在模拟镜头记录中,观察到了S波初始运动和随后波的波群。它是。由此可知,即使在将地震点分布在直线上的情况下的测定中,也可以应用地震波干涉法。 4)在沿海地区由波浪引起的其他振动的观察示例中,没有区分来自平行于测量线的道路的车辆行驶振动和波浪振动,但是通过排除大幅度的步行噪声可以获得伪镜头记录的质量。已经改善。 5)在能登半岛地震余震的观测实例中,从余震记录中获得了反射结构。由以上结果可知,通过应用地震波干涉法,即使在仅能确保几个概念点的情况下或在行驶中的车辆发生振动的情况下,也能够实现地震勘探的反射法。还发现使用作为自然杂项振动的波和自然地震作为振动源的方法也是有效的。

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