韓国5大発電の一般炭競争入札の実施状況

摘要

韓国の5大発電会社である、西部発電（Korea Western PowerCo．Ltd.：KOWEPO）·東西発電（Korea East-West Power Co．，Ltd．：KEWESPO）·南部発電（Korea Southern Power Co．，Ltd．：KOSPO）·南東発電（Korea South－East Power Co．Ltd.：KOSEP）·中部発電（Korea Midland Power Co.，Ltd．：KOMIPO）が、2006年1～7月に実施した一般炭のスポット競争入札は合計9件で、すでに2005年の年間合計4件を大きく上回っている。 また、合計入札数量も前年比325万トン（318．63％）増の427万トンに達している。 2005年は、2004年後半からのアジア地域の一般炭マーケットの逼迫を背景に、安定供給を重視するため各発電とも競争入札を控える傾向にあり、KEWESPO·KOSPO·KOSEPでは一度も実施されなかった。 そのため、合計入札数量は102万トンに止まり、うち契約数量は84万トンであった。