住環境：2013年度国内向けパッケージエアコン室外機

摘要

パッケージエアコンは店舗や事務所に設置される空調機である。日本国内における平均的なオフィスビルの空調機消費電力は全消費電力の約50％を占めており，省エネルギーの観点から消費電力の低減要求が高まっている。年々省エネルギー規制が強化される中，性能向上のための製品コスト（質量）は増加傾向にある。2013年5月に発売した新製品“スリムER／ZRシリーズ”の室外機は新技術導入によって性能を維持しつつ軽量化を実現した（“PUZ-ERP140LA”で29kg）。また，実使用環境で運転中は最大15％，運転停止中は約50％の消費電力削減を実現した。